
ICT推進部 部長 吉岡 悠太 様
兵庫県の加古郡稲美町を拠点に、医療・介護・保育・障がい福祉サービスを全国約170もの事業所で展開する社会福祉連携推進法人 日の出医療福祉グループ様。業界的な採用難のなか、採用強化を目的として「ShtockData」を導入していただきました。そこで今回は、ICT推進部 部長の吉岡悠太様と、人事採用部 次長の齊藤卓様に、導入前の課題や導入後の効果などについてインタビューさせていただきました。
ーーはじめに事業内容と、吉岡様と齊藤様の業務内容について教えてください。
吉岡様:私たちのグループは、医療・介護・保育・障がい福祉の4つの分野を中心に、多様な福祉サービスを提供しています。地域に根ざしたクリニックの運営や高齢者施設、こども園、障がい者支援施設などを運営し、特定技能外国人採用支援なども行っています。「誰一人取り残さない福祉」の実現を目指し、全国で幅広い事業を展開しています。
私は、ICT推進部に所属しており、グループ全体のWeb・DTP制作、Webマーケティング、広告運用、システム開発・導入、インフラ対応、IT機器管理、ヘルプデスク業務というように、広範なIT・デザイン関連業務を担っています。
齊藤様:私は人事採用部に所属しており、グループ全体の採用業務を担っています。
ーー「ShtockData」導入前に業務上課題となっていたこと
齊藤様:私達の業界は採用難と言われており、他の業界と比較しても非常に厳しい状況です。それでもなんとか採用できていたのですが、新規施設の開設や退職者に伴い、これまでの採用手法では難しくなってきたことが課題となっていました。そこで採用強化を目的として、”私達のグループの採用情報は他社と比べて求職者からどのように見られているのか”を考え対策をとるため、まずは他社の採用情報を収集しようと思いました。
人事採用部 次長 齊藤 卓 様
ーーキーウォーカーを選んだ理由
吉岡様:元々はChromeの拡張機能でスクレイピングをしていたのですが、簡単なページしかスクレイピングできませんでした。社内のシステムエンジニアがプログラムを組みスクレイピングをすることも可能でしたが、一つのサイトに数営業日かかってしまったり、外注するにも費用が高くなってしまうなどの課題がありました。
そこでサブスクリプションのようなサービスを探し、複数社で比較検討しました。他社サービスは一つのサイトだけに特化していたり、情報を取得したいサイトがスクレイピングできなかったりしたのですが、「ShtockData」はいろいろなサイトから情報収集できるため、やりたいことが実現できると思いました。
また、こちらの質問に対しサポートの担当者の方のレスポンスが早かったりと、サポート体制がしっかりしていたことも決め手でした。
ICT推進部 部長 吉岡 悠太 様
ーー「ShtockData」を利用した後の効果
齊藤様:現時点では2つあります。1つは4月から新卒採用の給与のベースが上がったのですが、上げるための根拠として「ShtockData」で収集した他社データを使用し、展開することで、社内で新しく作った給与規定や福利厚生に、しっかりとした根拠の厚みができたと感じています。
もう1つは、現場の業務効率が上がったことです。月1回の全社会議で人事部で「ShtockData」を活用してデータ収集を行っていることを共有したところ、営業部から「『ShtockData』を活用して営業リストの作成もできるのではないか」と相談がありました。その後、「ShtockData」で営業候補先のデータを収集し営業リストを作成して使用してもらったところ、効率的に営業活動を行えるようになり、管理もしやすくなったという声をいただいています。
ーー「ShtockData」の良いところ
吉岡様:ノーコードで使用でき、管理画面もわかりやすく、国内産なので非常に使いやすいです。また、用途が限定されておらず、いろいろなサイトをスクレイピングできる汎用性の高さも良いと思っています。スクレイピングした後にデータを加工できるところも嬉しいです。先ほどもお伝えしましたが質問に対するレスポンスが早く、サポート体制もしっかりしているところも高評価です。
ーーキーウォーカーの評価
吉岡様:“選んだ理由”と”良いところ”でもお話しましたが、導入前も導入後もレスポンスが早く、サポートが手厚いところがとても良いと思っています。
ーー今後の展望について
齊藤様:引き続き採用を強化していくことで、従業員の満足度を上げていくことと、今後は採用強化や営業リストだけでなく、もっとマーケティング活動にもデータを活用し、更なる利益向上に繋げていきたいです。
ーーこの度はお時間いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。